会報誌 2023年8月掲載
アルコール検査が12月1日から義務化
警察庁は、昨年4月1日から施行する予定であった一定台数以上の白ナンバーを業務などで使用する企業に対するアルコール検知器の使用義務化を2023年12月1日からスタートさせる。
当初の予定から1年半の延期になったのは半導体不足などで検知器機器の供給が進まなかったため。
役員人事異動を発表 ミヤコ自動車工業
ミヤコ自動車工業株式会社は、7月21日開催の定時株主総会ならびに取締役会において役員の選任を行ったと発表した。
【昇格役員】
取締役 専務執行役員 製造部長 宮澤 廣重
取締役 常務執行役員 営業本部副本部長 東日本支店・直納部管掌 込山 丈雄
こどもの見落とし事故を防止する国連基準を導入 国土交通省
国土交通省では、自動車の安全・環境基準等について、社会や技術の変化を考慮し、国際的な整合を図りながら、順次、拡充・強化等を進めている。
こどもは身長が低いため、特に車両の前面や周辺ではドライバーから見えにくく、見落とされるリスクが高まっている。
そのような見落としによる事故を防止するため、日本が主導した国際的な安全基準が成立し、国内でも導入されることになった。
主な改正項目は、乗用車などでは、運転者席から死角となる車両の前方および側面を確認できるよう、鏡やカメラモニタなどの視認装置(既存国内基準適合装置でも可)またはソナーなどの検知装置を装備する必要がある。
バスやトラックの大型車の運転視界については、運転者席から『直接』視認できる周辺の視界の量(体積)を一定以上確保できるように、運転者席の設計が求められる。
新型車は令和8年1月1日から、既存の車両は令和11年1月1日から適用される予定である。