会報誌 2019年2月掲載
賀詞交換会開催&ATRインターナショナルに加盟 エンパイヤ自動車
エンパイヤ自動車株式会社(代表取締役社長=秋葉 幸久)は、1月15日に東京都内のホテルにて2019年賀詞交換会を開催した。
秋葉社長は挨拶で、アフターマーケットの展望について語り、軽自動車の販売好調を例に、「先進技術搭載車が人気を博しており、先進技術が新車の販売台数にも影響を及ぼす顕著な現象であった。自動車の技術革新は、我々が思っている以上のスピードで進んで行くと考えなければならず、技術の進歩に対応しなければ、生き残りはできない」と危惧した。
また、国内市場の自動車保有台数は横ばいまたは微減であるが、世界を見ればまだまだ拡大して行くのは確実である。グローバル市場での展開を加速させるために、エンパイヤ自動車は2019年1月、ドイツに拠点を置く自動車補修部品のグローバル流通ネットワーク「ATRインターナショナル」に加盟したことを発表した。
「ATRインターナショナル」は64カ国の部品商社と116社の補修部品メーカーが参画する組織で、加盟する商社のグローバル販売額は3兆円に迫る規模となっている。加盟により、今後ATRのネットワークを活用した新たな流通チャネルを確保すること、並びにグループ参加メーカー商材の取扱拡大等を目的に国内外で組織体制を整え、グローバル市場に於いて新たな成長を目指して行きたいとした。
浦添デポを開設 アクセス
株式会社アクセス(代表取締役社長=飯室 治)は、沖縄営業所のデポとして、新しく浦添デポを開設し業務を開始したことを発表した。
同社は今後も一層のサービス向上に努めて行くとしている。
【沖縄浦添デポ 住所】
〒901-2133 沖縄県浦添市城間1丁目40番1号
ホームページをリニューアル 東洋エレメント工業
東洋エレメント工業株式会社(代表取締役社長=木村 三喜夫)は、自社ホームページをリニューアルしたことを発表した。以前のホームページより画像表示が大きくなり、視認性が向上したほか、スマートフォンで閲覧しても問題ないレイアウトとなり、利便性も大幅に向上している。
本社事務所を移転 コルテコ石野
コルテコ石野株式会社(代表取締役社長= 武藤 功)は、本社事務所を移転したと発表した。今回の移転を機に社員一同気持ちを新たにし、業務を遂行するとした。
【新住所】
〒105-0012
東京都港区芝大門2-8-13 サクセス芝大門ビル8階
※ 電話番号・FAX番号は従来と同じ
高精度車載用ステレオカメラ向けの技術を開発 日立オートモティブシステムズ
日立オートモティブシステムズ株式会社(社長執行役員&CEO=ブリス・コッホ)は、道路上の凹凸や小さな落下物などの細かな路面形状を、自動車の走行中に高精度に検知できる車載用ステレオカメラ向けの技術を開発したことを発表した。
自動車が凹凸などのある路面を走行すると運転の快適性が損なわれるばかりでなく、挙動が不安定になり、自動車の安全性にも影響する可能性がある。このため、路面形状に応じて走行の安定性をコントロールできる走行制御システムの実用化が求められている。このような背景を受け、同社は走行制御システムを実現するための検知機能として必要とされる、細かな路面形状を高精度に検知できる技術の開発に取り組んできた。
同社の車載用ステレオカメラは、左右に備えた2つのカメラで取得した画像の差異である視差情報を、高精度に算出することで、前方を走る自動車や歩行者、物体との距離、位置などを高精度にセンシングすることが可能となっている。しかし、道路上の凹凸や小さな落下物などの細かな路面形状を検知するには、路面の汚れや影の誤検知を防ぎ、検知するための処理時間を短縮することが課題となっていた。
その課題を克服すべく、同社は、株式会社日立製作所 研究開発グループおよび日立グループの北米地域統括会社である日立アメリカ社のAutomotive Products ResearchLaboratory と共同で、これらの課題に対応可能なアプリケーションを開発。具体的には、視差を常時、高精度に捉えることができる同社のステレオカメラの特長を生かし、さらに画像情報を組み合わせて解析することで、短い処理時間で路面の凹凸と汚れや影を区別できるようになり、高精度に細かな路面形状を検知することを可能した。
同社では、今後、本技術をサスペンションと連携させ、路面形状に応じて走行の安定性をコントロールできる走行制御システムを開発する予定としており、 自動車の安全性や快適性の向上に寄与していく姿勢だ。
新年会を開催 一城
一城株式会社(代表取締役社長=荻野 惣市)は、1月10日に新年会を開催し、総勢172名が参加した。
冒頭の挨拶で今年のスローガン「切磋琢磨」を発表。
荻野社長の原点である野球に例え、「チームワークが無かったチームが、様々な意見を言い合い切磋琢磨することによって強いチームになれる。
昨今の仕事場での環境は上司部下の関係が非常に難しくなっている。言いたいことも言い合えなくなっている。一城では誰もが意見を言い合える会社にして行こうと今年のスローガンにしました」と挨拶を行った。
59年ぶり、自動車盗難認知件数が1万件を下回る 日本損害保険協会
警察庁から、2018年の自動車盗難認知件数の暫定値が発表され、データのある1954年以降では、1959年以来59年ぶりに年間1万件を下回り、8千628件となった。今回の結果は、増加する自動車盗難被害に対して、「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」が長年にわたり自動車盗難の対策および減少に向けて精力的に取り組んできた成果とした。
プロジェクトチームは主な活動として「自動車盗難防止対策」と「盗難自動車の不正輸出防止対策」を中心に行っている。
自動車盗難防止対策では盗難防止性能の高い自動車の普及やイモビライザー等盗難防止装置の普及促進を広報啓発によりユーザーに認知をさせる活動を行っている。盗難自動車の不正輸出防止対策では、盗難自動車の不正流通防止対策等を推進している。