
会報誌 2025年2月掲載
ケー・エム・エンタープライズを子会社化 中央自動車工業
中央自動車工業株式会社(代表取締役社長:坂田 信一郎)は2024年12月20日開催の取締役会において、株式会社ケー・エム・エンタープライズ(所在地:大阪市福島区、代表取締役社長:土肥 正人)の全株式を取得し、子会社化することを決議し、同日に同社株式の譲渡契約を締結したことを発表した。
今回の子会社化の理由に関して次のように発表した。
「この度子会社化する株式会社ケー・エム・エンタープライズは、主に自動車補修部品の輸出販売を営む企業です。主要サプライヤーとの永年にわたる信頼関係と、東南アジア諸国の大手バイヤーとの継続的な販売体制の構築を通じ、安定した事業運営をしております。同社の持つこれらの事業資産を継承することにより、当社の海外事業拡大が期待でき、ひいては当社グループの企業価値の向上と発展にも資すると判断し、同社発行済み株式の100%を取得することといたしました。」
また今回の子会社化が2025年3月期の同社連結業績に与える影響については、発表時点では軽微であるとしている。
「Gomez IRサイトランキング2024」業種別で1位を獲得 曙ブレーキ工業
曙ブレーキ工業株式会社(執行役員社長CEO:長岡 宏)は、株式会社ブロードバンドセキュリティ社が1月15日に発表した「Gomez IR サイトランキング2024」業種別(輸送用機器)で1位を獲得したことを発表した。
「Gomez IR サイトランキング2024」は、株式会社ブロードバンドセキュリティ社が、国内の上場企業が提供するIR サイト(株主・投資家向け情報サイト)の使いやすさや情報の充実度評価を目的として調査を行い、ランキングとして発表したもの。
評価項目は、主要ユーザーである株主や投資家の視点を中心に設定されており、「ウェブサイトの使いやすさ」「財務・決算情報の充実度」「企業・経営情報の充実度」「情報開示の積極性・先進性」の4つのカテゴリから構成されている。同社のIRサイトは、特に「ウェブサイトの使いやすさ」が高く評価され、今回の結果に繋がった。
同社は今後も、株主・投資家の皆様に当社グループに対する理解を深めていただくよう、IRサイト及びコーポレートサイト全体の充実に努めていくとした。
D-SPORT Racing Team2025年体制のお知らせ ダイハツ・SPK
ダイハツ工業株式会社(代表取締役社長:井上 雅宏 以下、ダイハツ)とSPK 株式会社(代表取締役社長:沖 恭一郎 以下、SPK)はD-SPORT Racing Teamとして活動し、2025年も引き続き、モータースポーツを起点とした“もっといいクルマづくり”および、モータースポーツのすそ野を広げ、“走る楽しさをみんなのものに”する活動に取り組むことを発表した。
昨年に続き2025年も、世界ラリー選手権(WRC)RALLY JAPAN への挑戦のほか、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ、全日本ラリー選手権などへの参戦を計画している。モータースポーツ競技における高負荷環境での使用、短期スパンでの改善活動などで、車両全体を見ることができる人材育成と、培った技術を量産車両へフィードバックすることで、もっといいクルマづくりにつなげていきたいとしている。
また、モータースポーツのすそ野を広げる取り組みとして、昨年は全国4か所で開催した、ダイハツ車ユーザーであれば誰でも気軽に安全にサーキット走行を楽しめる「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup」を2か所拡大し全6か所で開催予定。他にも「JAF国内Aライセンス」取得資格が得られる「D-SPORT & DAIHATSU Circuit Trial」を開催する予定。これまでの挑戦で得た知見を最大限に活用し、これからもダイハツ車の楽しさ、面白さなどをエンドユーザー、マーケットへ伝え続けるべく、モータースポーツ活動を継続していくとしている。